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強迫傾向と皮膚トラブル
思春期の手洗いや肌行動との関連

「手洗いを何度もしてしまう」「肌が気になってつい触ってしまう」
思春期の強迫傾向(OCD:強迫性障害)が、肌のトラブルと深く関わっていることがあります。
当院では、肌と心の両面からアプローチします。

強迫傾向とは?

 

「汚れている気がする」→何度も手を洗う
「見た目が気になる」→ニキビやかさぶたを繰り返し触る
「特定の手順・儀式をやらないと不安」
自分でもやめたいと思いながらやめられない不安と行動のくり返し

肌に出る影響

 

過剰な手洗い・アルコール消毒→手荒れ・ひび割れ・手湿疹
顔のさわりすぎ→ニキビ・赤み・色素沈着・かさぶたを繰り返す
ひっかき傷や抜毛→見た目の変化がさらに不安のもとに

よくある背景

 

真面目で頑張り屋・不安を抱えやすい性格
環境変化・いじめ・家庭や学校でのストレス
アトピーや敏感肌があり、皮膚への意識がもともと強い

当院でできるサポート

 

思春期・発達外来での初診(本人と保護者の話をじっくり聞きます)
皮膚症状への保険診療での治療+スキンケアアドバイス
必要に応じて心理士と連携し、継続支援を行います

よくあるご質問

 
Q. 強迫性障害とは診断されていませんが相談していいですか?
A. はい。診断名がなくても「困っている」ことが相談のきっかけでOKです。
 
Q. 皮膚の問題で来院しても、心のことを話しても大丈夫ですか?
A. はい。身体と心はつながっているので、両面から対応しています。
 
Q. 薬は使わないといけませんか?
A. 多くの場合は環境調整や声かけ・習慣の見直しから始められます。
必要な場合のみご提案します。

 

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当院では、思春期外来・発達外来も行っています。
心理面のご不安にも、臨床心理士と連携しながら対応しています。
お気軽にご相談ください。
 
 

【この記事の監修・執筆】
 
アイキッズクリニック
     院長 会津 研二(小児科専門医)
 
新生児・発達・思春期の診療に長年携わり、
多くのお子さんの成長と自立を見守ってきました。
ご家庭や集団生活でも穏やかに過ごせるよう、
アドバイスや治療をご提案しています。
お気軽にご相談ください。