スタッフブログ

予防接種:小児肺炎球菌ワクチン プレベナー13


 

今回は、小児用肺炎球菌ワクチンについて学びたいと思います!

 

疑問① 小児の肺炎球菌感染症とはどんな病気?

→ 肺炎や中耳炎、また髄膜炎などの重い合併症を起こすことがあります。

集団生活を経験している子であれば誰もが鼻などで飼っている肺炎球菌が、

何らかのきっかけで進展することで感染します。 

しかし!歳以下の子どもは肺炎球菌に対する免疫がほとんどなく

髄膜炎のような重症に発展する可能性があるのです!なんと!

 

疑問② ワクチンを打てば防げるのですか?

→ 重症化(髄膜炎など)を防ぐことができます!

髄膜炎をきたした場合には2%の子どもが亡くなり、

10%に難聴、精神の発達遅滞、四肢の麻痺、てんかんなどの後遺症を残すと言われています。

ところで、肺炎球菌といっても1つではなく、90種類以上存在します

ということは!肺炎球菌だけで90種類のワクチンを打たねばならぬのか。違います!

90種類以上ありますが、特に注意しなければならないのは、

感染すると重症化しやすい13種類の肺炎球菌です。

「プレベナー13」はこの13種類の肺炎球菌に対応したワクチンです

1本で13種類の免疫を獲得!夢の1石13鳥とはこのことですね。

 

疑問③ 接種スケジュールはどんな感じですか?

→ 生後2ヶ月での接種開始がおすすめです!

生後2か月~6か月で接種を開始した場合、回数は全部で4回になります。

2回目:1回目から4週以上の間隔で2回目(定期接種では13か月未満までに接種)
3回目:2回目から4週以上の間隔で3回目
4回目:3回目から60日以上の間隔をあけて生後12か月~15か月に4回目

生後7か月以降で 接種を開始する場合は、回数が異なるので注意してください。

生後2ヶ月を見計らって、すかさずアイキッズへご予約を!

 

アイキッズクリニックでは、「予防接種の時間」を設けておりません。

時間や曜日にとらわれず診療時間内でしたらいつでもご予約いただけます!

平日9:00~13:00(12:00受付終了)、16:00~19:00(18:00受付終了)

土曜日9:00~13:00(12:00受付終了)です!

また、ネットからのご予約をおすすめしております!!

ネットで登録していただくと、生年月日から接種間隔をコンピュータで管理してくれたり

予約日の前日にお知らせメールが届くなどのメリットがあります。

ワクチンのスケジュール管理に是非お役立て下さい!

 

予防接種予約はこちら

 


アイキッズの紹介

「渡航外来」始めてました。


 

最近、電話でのお問い合わせで増えてきているのが、、、

「渡航外来」についてです。

 

渡航外来?なんですか?必要なんですか?

と思ったのは、日本から1歩も出たことがない私だけでしょうか。

 

 渡航外来では、海外旅行や海外赴任、留学における渡航先・期間に応じた、

①健康相談、感染症の情報提供

②各種ワクチンの接種、高山病予防薬などの処方 を行っています。

 

調べても分からない、不安なことがある場合は、ぜひお電話にてご予約ください!!!

また、海外に行く予定ないから全然関係ないわ。という方も、

アイキッズクリニックの渡航外来という存在をどうぞお見知りおきください。

いつかお役に立てるかもしれません。(…立たせてください!)

 

では、なぜ、アイキッズクリニックの渡航外来なのか。

一、ニーズがあるからです!!(今、東南アジアが熱い!!)

一、豊田市では数少ない、渡航外来設置クリニックです!(検索してみてください)

一、大人の方のみでも遠慮なくご利用して頂けます!(待合はPOPな小児科仕様です)

一、各種輸入ワクチン(狂犬病、腸チフスなど)、取り揃えております!(安全です)

一、診察時間内であれば、曜日・日時問いません!(声を大にして言いたい)

 

気になる費用ですが、ワクチンは保険適用外なため自費となることをご了承ください。

狂犬病   : 13,000円/1回 (×3回)

腸チフス  : 12,000円/1回 (×1回)

A型肝炎   :   6,200円/1回 (×3回)

B型肝炎   :   4,100円/1回 (×3回)

日本脳炎  :   4,100円/1回 (×1回)

破傷風   :   2,000円/1回 (×1回)

※すべて税込価格です。その他もご用意しております。

先進国(北米・欧州)に行かれる方には、、、

→A型肝炎、B型肝炎の予防接種をおすすめしています。

途上国(東南アジア・南西アジア)に行かれる方には、、、

→A型肝炎、B型肝炎に加えて狂犬病、腸チフス、日本脳炎、破傷風ワクチンの予防接種をおすすめしています。

 

参考までに、狂犬(イメージ図)と狂犬病ワクチンの写真です。

IMG_0036

ムツゴロウさんもびっくりの形相です。

あらかじめワクチンを接種することで、安心安全な海外生活を送りたいですね。

 


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夜尿症(おねしょ) part2


ルビィです  😛 。

あれから受診してみました。

本人はおねしょが治るということがとてもうれしいようです 😀 。

(珍しく病院にノリノリで行きました)

診察では

まず現状を報告しました。

(やっぱり夜尿症でした 🙁 )

記録をつけてもう一度2週間後に経過報告ということになりました。

IMG_0017

 

現在このように記入しています。

できたら、本人ができたねシールを貼ります 😆 。(にこにこで貼ってます)

失敗しちゃったら母がこっそりレ点チェックします 😐 。

先生からは夜尿症の説明と一緒に冊子をもらいました。

IMG_0018

 

夜尿症克服の道はまだまだ続きます 🙂 。

 


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小児科でよく出されるペリアクチン(シプロヘプタジン)について


 

「アスベリン・ペリアクチン・ムコダイン」

 

風邪のお子さんを連れて病院を受診したことがある方なら何度か見たことがある組み合わせではないでしょうか?

小児科医的には

「アス・ペリ・ムコ」

ですかね?

小児科、耳鼻科、内科、総合病院、どこへ行っても同じ処方。

こどもの風邪薬と言ったらこの処方。

さぞかし評価の高い薬?と一般の人だと思ってしまうかもしれません。

まー正直言って大した薬ではありません。

いや、意外に要注意な薬です。

 

今回はペリアクチンについて

歴史

1958年にアメリカの製薬会社メルクにより合成。

1961年にじんましん等のアレルギー性疾患に対する薬として日本で発売。

1971年に追加効能として「食欲不振・体重減少の改善」が承認….

これもあって小児科でよく処方されるようになった?

僕が10年前に購入した小児科の薬の本にはペリアクチンの食欲増進作用についてまだ書かれていました。

その後、再評価を受けて….

1996年に有用性を示す根拠がないとの理由で「食欲不振・体重減少の改善」の効能が削除されました。

しかし、1971年から1996年までの25年間、四半世紀も「食欲不振・体重減少の改善」の効果も期待されて小児科で使われてきて、それに倣って内科や耳鼻科でも普通に使ってきて、これだけ世に浸透した薬なわけですから、効果がないといきなり言われても、すぐには変わらないわけであって、なんとなくずっと使われているという感じでしょうか?

 

薬理的特徴

強力な抗ヒスタミン作用・抗セロトニン作用がある。

ペリアクチンは第一世代の抗ヒスタミン薬に分類され、脳へ移行しやすく眠くなりやすい。

ペリアクチンの抗セロトニン作用はLSDにも匹敵する。

補足:じんましんや喘息・花粉症等のアレルギーにはヒスタミンという物質が大きく関わっており、そのヒスタミンの作用を抑えるのが抗ヒスタミン薬。脳へ移行しやすい第一世代と、脳へ移行しにくい第二世代があります。ペリアクチンは第一世代抗ヒスタミン薬になります。その他第一世代抗ヒスタミン薬として、ポララミンやアタラックスなどがあります。

 

効能・効果

・じんましんよるかゆみの軽減、花粉症等の鼻水・くしゃみの軽減

僕も小児科医になりたての時はよく使っていまして、確かに子どもに使うとかゆみが引くし、鼻水も止まります。しかし、よく寝ます。1日3回飲もうものなら1日寝がちになってしまう子もいます。僕はここ5年以上は使っていません。

 

副作用

・脳への抗ヒスタミン作用による強烈な眠気
僕も大人量を試しに飲んでみたら仕事が全くできないくらい眠くなりました。
・抗コリン作用による口の渇き
鼻水の分泌は減りますが、唾液の分泌も減ります。抗コリン作用は喘息発作を悪化させるので喘息の方は要注意ですね。

・乳幼児の無呼吸
呼吸が浅くなることがあるので、生後6ヶ月未満は特に使用は控えたほうがいいです。
生後6ヶ月以上でもダウン症の子でこの薬を飲む度に無呼吸になって顔色が悪くなるという子を経験したことがあります。
・痙攣の誘発
第一世代抗ヒスタミン薬全般に言えることですが、痙攣を誘発することがわかっています。てんかん持ちの子は要注意です。

この薬を作ったアメリカでは副作用のこともあり子どもにはすでに使われていません。

 

アイキッズクリニックでは?

当院では使用していません。

僕自身はこどもに第一世代の抗ヒスタミン薬自体を使いません。

・ペリアクチンの無呼吸を何度か経験したこと

・第一世代抗ヒスタミン薬はけいれんを誘発すること

・ペリアクチンの抗セロトニン作用に抵抗があること

以上の理由で第一世代抗ヒスタミン薬を使っていません。

いっぱいいろんなことを経験して成長していく乳幼児期に風邪薬で脳を抑えちゃうのは良くないですね。

僕はじんましんの時、鼻水がひどくて寝つけない時だけ頓服で第二世代抗ヒスタミン薬を飲んでもらうよう指導しています。

鼻水が出ていても食欲があって元気に遊ぶ子は大丈夫です。

こども自身の治る力を伸ばしていきたいですね。

 

当院では、病気のこと・薬のことをご家族にもっと知ってもらうために丁寧な説明をし、

出来る限り薬に頼らないシンプルな治療を心がけています。

 


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