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耳より情報!!ビタミンD
さて、先日はくる病の予防にはビタミンD!!
ということを紹介しましたね。
今日はそんなビタミンDの魅力をもっともっと紹介します:)
◎ビタミンDの効果
1.くる病予防(詳しくはこちら)
2.自然免疫強化
今回は2番の自然免疫強化についてお話をしたいと思います!
ビタミンDといえば抗くる病因子で・す・が!
それだけじゃないんです!
↓こちらのグラフをご覧ください
M. Urashima et al., Am J Clin Nutr 2010;91:1255-60.
→こちらの資料をもとにグラフ作成
Dr.浦島のインフルエンザとビタミンDの関連性を調べた実験です。
実験期間2008年12月~2009年3月
対象は日本の小・中学生334人
グラフ左:ビタミンDを1日30㎍(国際単位1200IU)飲んだグループ
右:ビタミンDの入っていない対照薬を飲んだグループ
ビタミンDを1日に30μg(1200IU)摂取したグループは、
対照薬を飲み続けたグループに比べて
インフルエンザの症状が出た割合が約半分も少なかったんです!!!
他にもビタミンDと他の免疫疾患(糖尿病やがんなど)になる確率も
下げてくれるといった研究結果もあるみたいですよ(*^^*)
みなさん、ビタミンDのすごさがわかっていただけたでしょうか?
◎ビタミンDってどうやったらとれるの?
1.おひさまの光を浴びる☼(詳しくはこちら)
2.ビタミンDが多く含まれる食べ物を摂る
(3.サプリメント)
主には2つの方法があります。
今日はビタミンDの多く含まれる食べ物を紹介します!!
(ここから栄養士の本業発揮!?)
ビタミンDが多く含まれている食品は干ししいたけ・きくらげなどですが、
一番効率的にビタミンDを摂取する方法は・・・
魚を食べること!!
魚の中でも特にビタミンDが多く含まれているのはしらす・鮭などです。
◎くる病を予防するためには1日にどれだけの量を食べたらいいの?
成人では1日に5.5μg(220IU)
乳幼児~中学生で2.5~3.5μgがビタミンDの目安量です。
この目安量はおひさまの光を適度に浴びている場合の値です。
成人の目安量を食品で示すと
しらす干しなら・・・8〜10g(大さじ山盛り1杯くらい)
鮭だったら・・・15g(切り身1/5くらい)
あれ?意外と簡単に摂れるんだ(・∀・)!
って思った方もいらっしゃると思います。
ただ、あくまでもおひさまに適度に当たっている場合です。
日焼けしたくない!美白が一番!
皮膚がんが心配!という方は倍の量のビタミンDの摂取が必要です。
さらに!免疫を強化するためにはより多くのビタミンDが必要になります。
Dr.浦島の研究では、ビタミンDを30μg(1200IU)摂取したグループの
インフルエンザの発症が約半分になったと紹介しましたね。
免疫強化のためには50~60μg(2000~3000IU)必要だという論文もあるくらい、
ビタミンDって重要な栄養素なんです!!!
この量を毎日食品で摂ろうと思うと簡単ではありません。
1日にどのくらいかというと、、、
しらす・・・茶碗軽く1杯
鮭切り身・・・2~3切れ
急に量がどっと増えましたね(;´・ω・)
日光浴の記事でも紹介しましたが、
1番手軽にビタミンDを摂る方法は日光浴です。
もちろん、食品・日光浴、両方からビタミンDを摂るのが理想です。
ただ、どうしても日焼けしたくない!免疫をつけたい!
インフルエンザになんて負けたくない!
そんな方でも希望を捨てないでください!!!
絶対肌を焼きたくない方、必見 💡 !
効率よくビタミンDをとる方法はまた後ほどブログでupしますね(/・ω・)/
********おたのしみに********