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くる病:日光浴について
こんにちは!
引き続き、ビタミンDです。
くる病の基本的なことはこちらをご覧ください。
今日はその中でも、「日光浴」に重点をおいてお話します。
くる病・ビタミンDと日光浴・・・なにが関係あるの?とお思いの方。
じ・つ・は!とてつもなく!重要です!!(必見です!)
さて、ここでみなさんにクイズを出します。
ビタミンDはどのようにして体内に吸収されるでしょう?
(シンキングタイム10秒・・・)
はい、正解を発表します!!
正解は2つありますよー!
① 食べ物から摂取する。
きのこ、魚に多く含まれています。
積極的に食べましょう!!
② 日に当たると皮膚で生成される。
そう、これです、これが重要です。
実はビタミンDを摂取するには、食物より日光浴が大事なのです!
もちろん、食物でとるのも大事です。
しかしビタミンDを多く含んでいる食品は結構少ないのです。
(くわしくはのちほど。)
食物だけで毎日の必要量を補給するのが難しい・・・
そ・こ・で!日光浴がでてくるわけですね。
日光浴かあ〜皮膚がん心配だしな〜という方。
ご心配ありません。
まず、日本は世界で最も皮膚がんが少ない国です。
年間人口10万人にあたり3~5人ですので、めったになりません。
そしてビタミンDを生成するのに必要な日光浴時間は
一般的に晴れた日に日なたで15分ほど、日陰で30分ほど。
ちなみに晴れた日に15分日光を浴びたときに生成されるビタミンDは約20000IU。
日本人・成人のビタミンD必要量は約200IU。
(日本人の摂取基準はくる病・骨軟化症予防を基準に決められています。)
あら、あらら?すごいビタミンDですね。
15分くらいであれば皮膚がんの心配もないですね!
ここで、さらに重要なポイント。
紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。
UV-Aはあたると肌が黒くなるやつですね。
しみの原因になる憎いやつです。
UV-Bはあたると肌が赤くなります。
しかしUV-BはビタミンDを生成するたくましいやつでもあります。
残念ながら、
・日焼け止めを塗る
・車の窓などのガラスを挟む
これらはUV-Bを遮断してしまいます。
UV-B遮断・・・つまりはビタミンDは生成されないのです!
(ちなみにUV-Aは遮断されないので、日焼けはします。このやろう。)
日焼けが嫌で、外にでるときには必ず日焼け止めを塗るお母さん。
お子様だけでなく、お母さんもビタミンDが足りていないかもしれません・・・
(成人のビタミンD欠乏症には骨軟化症があります。)
ただ日焼けして真っ黒になるだけならば、ビタミンDができた方がいいですよね!
※かなみんのここだけ豆知識
(ヨ~レロ~レロリホ~ ヨヒドゥディヤホホ~♪)
「クララ!クララが立った!」
で、おなじみのクララですが、実はくる病だったという話です。
ハイジと外で遊ぶようになり、日光にあたるようになって、くる病が改善され、
クララ!クララが立った!!ということですね。
あの有名なアニメも日光浴の重要性を教えてくれていたのです。(スバラシイ)
と、ここまでくる病、ビタミンDについて書いてきましたが、どうでしょうか。
今までは
え?ビタミンD?なにそれ、おいしいの?
という感じだったかもしれません。
しかし、これからは
ビタミンD重要!これ!絶対!
のように、重要視していただければうれしいです。