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渡航外来:高山病予防・治療薬 ダイアモックス
今日から5月です!
もうそろそろ、GWの長期連休に入る方も多いと思います!
家族や友人と遠出される方も多いのではないでしょうか(^^)
登山に行ったり、水族館に行ったり、動物園に行ったり、海外旅行に行ったり、登山に行ったり...。
(...登山だけあえて2回言いましたが)
いろいろ楽しみな予定がたくさんありますよね!!
ということでっ!
今日は、山登りする際に注意すべき高山病とその予防・治療薬について一緒に勉強しましょう。
\ ①高山病ってどんな病気なの? /
→高山病の症状は主に頭痛・嘔吐・めまい・呼吸困難です。
高山病は大きく3つの症候群に分けられ、
山酔い→頭痛や倦怠感、吐き気・嘔吐
高地脳浮腫→山酔い症状に加え、考えがまとまらなくなる、運動失調
高地肺水腫→安静時でもひどい息切れする
などの症状が見られます。
ひどいとその場で動けなくなってしまう人もいるみたいです。
あまり無理はせず、症状が出たら下山することも考えましょう。
\ ②高山病の原因は? /
→酸素が欠乏することにより起こります。
高い山の上などでは、地上と比べて空気が薄い(酸素濃度が低い)ためです。
\ ③高山病にかかる確率は? /
→富士山に登った方573人のうち、約半数が高山病にかかっていたことがアンケートで分かったそうです。
1200~1800の高度でも発症し、2700m以上の高さに急にのぼったときによくおきます。
\ ④高山病の予防・治療はできるの? /
→予防も治療もできます!!!
アイキッズクリニックでは、ダイアモックス(Acetazolamideアセタゾラミド)という薬を提供しています。
ダイアモックスを登山する前に飲んでおけば山酔いを防止することができます。
また症状が現れてからでも服用すれば早急に改善されます。
この薬の作用により、血液が酸性となるために呼吸が刺激されて増加し、その結果高地に順応することができます。
\ ⑤どうやって使うの? /
→予防目的では通常の投与量は250mgを1日2回高地に行く前の日から服用します。
(1回につき1錠をパカっと半分にして半錠を服用)
治療目的では、1回250mg(1錠)を1日2回に分けて服用しますが、速やかな下山が一番です。
また、高地脳浮腫や高地肺水腫には、それぞれ治療薬があります(デキサメタゾン、ニフェジピンなど)。
*アイキッズクリニックでは、ダイアモックスは3,240円で提供しています。
高山病には予防・治療薬があるんですね。
高山病の対策は酸素ボンベだけだと思っていました(^^ゞ
せっかくの登山楽しみたいですよね。
2000m以上の山に登る場合は、前もって準備をしておくといいのではないでしょうか。
さて、私は山登り自体がド・初心者のため、
CMで話題の日本のマチュピチュ(竹田城)からチャレンジしようと思います!!!
きれいですね~☆
...ちなみに標高標高353.7mです。
高山病、全く関係ないですね(笑)