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予防接種で感染症の不安を減らし、安心の子育てを!
ワクチンによる事故のリスクはゼロではありませんが、限りなくゼロに近いです。
20世紀の医療で最大の発明であるワクチンにより予防できる病気のリスクを減らしましょう。
20世紀以降にワクチンで予防できるようになった感染症と病気
- ・B型肝炎ウイルスによる劇症肝炎・肝硬変・肝臓がん
- ・ロタウイルスによるウイルス性腸炎・胃腸炎痙攣・脳炎脳症:ロタの痙攣は比較的よくあります。
- ・Hib(インフルエンザ菌b型)による重度の髄膜炎・喉頭蓋炎・肺炎:Hibの髄膜炎は稀ではありません。
- ・肺炎球菌による重度の髄膜炎・肺炎・中耳炎:肺炎球菌による髄膜炎も稀ではありません。
補足:乳幼児が通園を始めて青っぱながずっと出っぱなしになるのは主に肺炎球菌が鼻に定着するためです。 2歳で半数くらいの子が肺炎球菌を鼻腔に飼育しています。飼育しているだけであれば特に問題ありません。 肺炎球菌の勢いが増すと中耳炎や肺炎となります。 肺炎球菌は90種類くらいのタイプがありますが、そのうちの重症化しやすい13種類がワクチンで予防できます。
- ・ジフテリア菌による重度の心筋炎・神経炎・呼吸麻痺
- ・百日咳菌による咳発作や脳症
- ・破傷風菌による筋肉麻痺や痙攣:土の中に普通にいる細菌で外でケガをしたときは要注意です。
- ・ポリオウイルスによる神経麻痺:ワクチン普及により日本では1980年に野生ポリオは根絶、輸入例に注意。
- ・麻疹ウイルスによる肺炎・脳炎・亜急性硬化性全脳炎
- ・風疹ウイルスによる先天性風疹症候群:2013年は関東を中心に成人で風疹が流行、先天性風疹症候群が増加。
- ・水痘ウイルスによる重度肺炎・筋膜炎
- ・おたふくウイルスによるウイルス性髄膜炎・難聴:おたふく後の難聴は稀ではありません。
- ・日本脳炎ウイルスによる脳炎
- ・HPVウイルスによる子宮頸がん
- ・A型肝炎ウイルスによる急性肝炎:アジアへの海外渡航の際には要注意の感染症です。
- ・その他海外渡航の際に注意が必要な感染症:腸チフス・狂犬病・髄膜炎菌など
以上が20世紀のワクチンという大きな功績により予防できるようになった病気です。
私たちはその恩恵を受けて感染症の脅威を忘れ安心の生活を送ることができるようになりました。
※当院での公費のワクチンは4月からになります。
予防接種のスケジューリング
まずは当院へお越しいただき、医師と相談の上、お子さんに合った予防接種スケジュールを組みましょう。
- ・朝9時から夜9時まで予防接種が受けられます。 働くお母さんも無理なく予防接種の予定を立てられるように、夕方の予防接種もウェルカムです
- ・予防接種で来られたお子さんと風邪で来られたお子さんの入り口を分けています。 予防接種に来て病院内で風邪をうつされるという不安を軽減できます。
- ・任意(自費)の予防接種はどこよりも安く提供します。全ての子どもに平等に予防接種を提供したい。 ご家族の経済的理由により子どもが予防接種をできないことは問題だと思います。