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食物アレルギー:牛乳ver.
こんにちは!
食物アレルギーブログもとうとう第5回目となりました。
今回は牛乳について書いていきたいと思っとります。
では、さっそくいきましょう!
牛乳アレルギーは名前の通り、牛乳によって引き起こされるアレルギーです。
(うん、そうだね)
全年齢における原因食物の約20%を占めていて、鶏卵に続き第2位なのです!
症状としては、新生児・乳児消化管アレルギー、
乳児アトピー性皮膚炎の頻度が高くなっています。
アトピー性皮膚炎はなんとなくわかりますよね。
消化管アレルギーってなんぞや。となる方もいらっしゃるかと思います。
消化管アレルギーの症状としては
腹痛、嘔吐、下痢、そして場合によっては大量の血便がでることがあるそうです!
(血便は少しであれば問題ないそうですよ!)
また、牛乳アレルギーは大きくなるにつれて消失することが多いみたいですね!
牛乳アレルギーのややこしいところは、
原因タンパク質が加熱や発酵による変化を受けにくいところです。
火を通したから大丈夫!っていうことにならないのですね。
しかし、食品に含まれるたんぱく質の量に基づいて、
「食べられる範囲」を考えやすいのが利点です。
チーズなら〇g、バターなら〇g食べられる・・・
と、決めておけば大丈夫なわけです。
まだ何グラム食べられるかわからないという人は、
その食品のほんのひとかけらをぽいっとあげる。
その日になにも症状がでなければ、次の日にふたかけらぽいぽいっ。
という感じですこーしずつすすめていってみましょう。
ここで牛乳アレルギーの人にぜひとも注意してもらいたい栄養素を
どどんとご紹介いたします。
『カルシウム』
あたりまえやないかーい。
と思われた方。すみません。
とりあえずカルシウムが不足しやすくなります。
牛乳アレルギー児のカルシウム摂取量は、非牛乳アレルギー児の
約50%といわれており、非常に不足しやすくなっています。
カルシウムのほとんどが骨・歯をつくるのに使われています。
すくすく育ってほしいのに、カルシウム不足だなんて・・・
ということになりかねませんので、
牛乳アレルギーの子はアレルギーがない子以上にカルシウムを気にして摂取しましょう!
カルシウムが多く含まれる食品には
豆腐、納豆、生揚げなどの大豆製品、
(朝ごはんに納豆、みそ汁に豆腐を入れたり♪)
小松菜、青梗菜
干しわかめ、干しひじき、切り干し大根、ほしえび
(干してあるものは、もとの食品から水分が減って
栄養がぎゅっとつまっていますよ♪)
にぼし、ししゃも、いわし
などなど・・・
乳製品以外にもたくさんありますので、工夫してみて下さいね!
ここでかなみんのなけなしの豆知識。
(先生に教えてもらったというのは秘密ということで)
牛乳にはいろいろ種類がありますよね!
日本でも低脂肪乳やらなんやらといろいろあります。
だがしかし、アメリカではなんと
ビタミンD添加が義務付けられているそうです!
えぇ〜!!!
アメリカってすごいですね。本当すすんでます。
と、ちょっと長くなりましたが、牛乳アレルギーに関してはこんな感じです。
まだまだ私も勉強不足なのでこれからもっと勉強していきたいと思います!
またわからないことがありましたら、お気軽に聞いてくださいね♪
参考文献:食物アレルギーの栄養指導の手引き2011