食物アレルギー:たまごver.


こんにちは!

今回は【たまごアレルギー】についてまとめたいと思います。

小さい子の食物アレルギーと聞くと、最初に思い浮かぶのが。。。たまご!

離乳食で開始時期や量など、何かと神経質になるのが。。。たまご!

加工食品にも多用され、私たちの食卓に欠かせないのが。。。たまご!

ということで、たまごアレルギーブログ、略してたまブロ!始まります!!

 

たまごはアレルギーのチャンピオン?!

たまごって子どもも大好きで、栄養満点で、価格も安く、料理にも多用できて、

なんていうかもうお母さんの最強の味方ですね!

わたしも子供時代、食卓に卵料理があったらとりあえずよっしゃ!

みたいなところ、ありました。(若気の至り)

 

一方で!たまごは子どもの食物アレルギー原因食品の第1位に輝いています。。

0歳から6歳までは不動のチャンピオンです。。。

なぜ たまごのアレルギーが多いかというと、、、、

乳幼児は消化機能が未発達であることや、知らず知らずに経皮感作していたり、

たまごに含まれるたんぱく質の一部が特に消化されにくかったりと

理由はいろいろで、はっきりとコレ!とは言えません。。。

しかし!1~2歳で治ることが多いので根気よく付き合っていくことが大切です!

確かに、子どもの時たまごアレルギーだったけどいつの間にかなんともない!(本人談)

 

アレルゲン(ドイツ語)ってなんだろう。

アレルゲンとは、アレルギー反応を引き起こす抗原のことです。

抗原は、体に入って免疫力を働かせてしまう異物を指しますが、

なにが体にとって抗原になるかはひとりひとり異なります!

そしてその抗原の正体は、、、食品に含まれる、、、、、!?、、、、

たんぱく質なのです!!!!!

ちなみに、わたしのアレルゲンという言葉の第一印象は、「アレル元」です。(Not誤字)

アレルギーの元だからか、、日本語って分かりやすい、、と感動しましたが、

そもそもドイツ語でした。(大人になる前に気づけてよかった)

 

鶏卵には様々なたんぱく質が含まれますが、主なアレルゲンを2つあげます。

オボアルブミン

加熱すると凝固してタンパク質が変性するのでアレルゲン性が低下するのが特徴です。

消化酵素に対して不安定なので、比較的消化されやすいのですが

卵白に含まれるタンパク質の54%を占めており含有率が高めです。。

オボムコイド

加熱しても凝固せず水に溶けやすい性質なので、卵そのものを食べなくても

かき玉汁のスープの中に存在するなどとてもシブトイやつです。

また、消化酵素に対しても安定なので、強いアレルゲン性を持ちます。強いです。

 

加工品や関連食品のアレルゲン性について

たまごのアレルゲン性は、加熱によって大きく低下します!

高温であればあるほど、加熱時間が長ければ長いほど低下するということです!

アレルゲン性をざっくり表すとこのようになります。

強い  生卵 温泉卵

↓   茶碗蒸し プリン マヨネーズ 親子丼 かき玉スープ

↓   炒り卵 卵焼き ゆで卵

↓   ハンバーグ ホットケーキ ドーナツ カステラ

弱い  フライの衣 から揚げ粉 クッキー かまぼこ 食パン

しかしお家で作っていない料理は、加熱時間などが分からないため

たまごの有無をパッケージの原材料名やアレルギー表示をよーく確認しましょう!

ちなみに、たまごの表記の仕方はいろいろなので見落とさないよう要チェックです。

「鶏卵、あひる卵、うずら卵、タマゴ、玉子、エッグ」とたくさん!

あひるやうずらも共通の成分を含むので気をつけましょう。((ピータン!))

 

アレルギー症状と、わたしがメロンを食べない理由

どんな症状が出るかというと、多くの子は食べて1時間以内に皮膚症状がでます

かゆくなったり、蕁麻疹が出たり、赤くなったり、浮腫んだり。。

個人差に加えて、 食べた量やその時の健康状態にも大きく左右されることがあります。

その他にも、口の中がかゆくなったり、激しい嘔吐や腹痛、下痢を起こす場合もあります。

また、咳や喘鳴、呼吸困難が起こる場合は病院の受診が必要になることもあります。

 

ちなみにわたしはメロンやスイカを食べると、のどがイガイガして唇が腫れてきます。。

このような症状は、広い意味で【口腔アレルギー症候群】と呼ばれます。

成人の果物アレルギーでよく知られた症状ですが、その原因の多くは、

花粉症(花粉に感作されている)の人が果物にも反応して症状が出現するものだそうです。

これは、交差抗原反応といって花粉と果物のたんぱく質の一部の構造が似ているため、

花粉に対する抗体が果物にも反応するからという理由でした。なるほど。

 

つい最近ですが、風邪を引いてものすごく体調が悪い日に生のきゅうりを食べたら

ガサガサでイガイガだった喉がさらに大変なことになり、咳が止まらなくなるという

事案が発生しました。(私事)

普段はなんともないのに、同じウリ科だからでしょうか。。

「アレルギー症状は体調による」を体感した瞬間でした。(瀕死状態)

 

血液検査で高い数値が出た! = アレルギー???

血液検査をすると、血中の様々なアレルゲンの特異的IgE抗体量がわかります。

「抗体量の多さ」は「感作の状態」を表しています。(ここ、重要です)

そして、「感作 = 発症 ではない」のです。(ここも、重要です)

数値が高めで感作されているからといってアレルギー症状がでるとは決して言い切れません!

また体調などにも左右されるので、検査の疑陽性率の高さも問題となっています。

結論、食べたこともない食品を血液検査の結果が陽性だから、という理由での除去は

すべきではないと考えられています。

実際のところは、「食べてみないとわからない」ということです。

 

離乳食を始めたばかりで、これからいろいろと食べさせて行く予定だけど

もしかしたらアレルギーかもしれなくて心配、、、どうしたらいいの、、、

というお母さん、たくさんいると思います。

たんぱく質を含む食品で初めて食べさせるという場合は、

たまごに限らず本当にごくごく少量からスタートしましょう!(例:爪楊枝の先っぽ程から)

そしてなにかアレルギー症状が現れた時のために、病院が開いている時間帯に試しましょう!

抗アレルギー薬を手持ちで持っておくこともひとつの手ですね。

どうしても心配!という方は医師の指示のもと開始するようにしましょう!

 

参考文献

「食物アレルギーの基礎と対応」 (2010) 監修 宇理須厚雄

「食べて治す 食物アレルギー」 (2011) 著者 栗原和幸

 

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