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2014年6月3日

貧血ウォッチ!オレッち、鉄ニャン!!


こんにちは!

タイトルは今大流行中の、妖怪をウォッチするアニメより拝借です。

先回の鉄骨飲料ブログに引き続き、

重要な栄養素である「鉄」についてお話をしたいと思います!

そもそも鉄とは一体何者なのか。そして、よく聞く「貧血」の弊害とは。

皆さまを、若干知られざる鉄の世界へと誘いたいと思います。。。

 

まず、体内における鉄分は大きく3つに分けることができます。

機能鉄:血液や筋肉内に含まれる(約60~70%がこれ!)

貯蔵鉄:肝臓や脾臓、骨髄、筋肉に蓄えられる(男性で約1g、女性は約0.4g)

組織鉄:髪の毛や爪などの組織成分として含まれる

これらをすべて合わせると、体の中にある鉄分の重さは、

成人男性では約4g、成人女性では約2.5gになります!

リアクションしづらい数値ですが、何となく少なさが伝わりましたでしょうか。

 

 

次に、覚えて頂きたい重要なことを挙げたいと思います!

①鉄は赤血球の成分であるヘモグロビンの材料である!

ヘモグロビンは、酸素を全身に運ぶ役割を担っています。

つまり、鉄が不足するとその機能が低下し十分な酸素が行き渡らなくなるということです!

その結果、疲れやすくなったり顔色が悪くなったりします(心当たりはないですか?)

これが、鉄欠乏性貧血の症状です!!!

実は!日本人女性の約10~25%が、また小児の約10%が、

この鉄欠乏性貧血であるといわれています。。。お、多い。。

 

②それより多いのが「貧血のない鉄欠乏」状態の人です!

鉄欠乏性貧血患者の約2倍はいると言われています。

貧血のない鉄欠乏とは、肝臓や筋肉から貯蔵鉄を借りてきて、

機能鉄として補っている状態を指します。

(泣く泣く貯金を切り崩してお財布に入れている状態!)

自覚症状はなく、数値にも表れにくいので誰も気づきません。。。

この状態がしばらく続いて貯蔵鉄が枯渇してくると(貯金がなくなると)、

ようやく症状として表れたり、血液検査でヘモグロビン(HGB)の値が低い結果になります!

貯金が知らない間に枯渇していたら顔面蒼白は必至ですね。

 

③乳幼児の鉄欠乏は精神や運動の発達にも影響します!

成長が著しいこどもの脳には、十分な鉄が必要です。

目に見えるような影響とまではいきませんが、数か月の鉄欠乏が

認知能力や社会性、運動発達や情緒発達に影響するといわれています

生後5か月にもなると、赤ちゃんはお母さんに備えてもらった貯蔵鉄を使い切ってしまいます!

おっぱいのみでは賄えなくなるので、離乳食でしっかりと摂取してほしいと思います。

 

気になる1日の摂取目安や、鉄が多く含まれる食材、吸収率を上げる食べ方などは

5月30日の記事を参考にしてみてください!

また、アイキッズクリニックでは「耕Life」というフリーペーパーで

親子でおいしく食べられる献立レシピを紹介しています!

夏号のテーマはやっぱり、鉄です。

発行された際には、ぜひお手に取ってみて下さい!!!

 

このブログを書いた人・・・新米管理栄養士あっきー(冷やし中華はじめたい)

 

普段の食事で充分摂取できない人はサプリをお勧めします。

妊娠の可能性がある女性は、子どもの二分脊椎症予防のために葉酸入りを選ぶと良いでしょう。


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